育児休暇のとり方・利用方法

育児休暇取得の普及

育児休暇は、父親、母親になった人に対して与えられる休暇です。働きながら子供を育てる為に与えられるものですが、休暇を取得する為には申請が必要です。また、申請しても、企業側が認めなければ取得する事が出来ません。必要条件も満たさなければならない事も相まって、女性が育児休暇を取得するという現状は、遠いものとなっています。

 

女性でも育児休暇を取得し難い傾向が、日本にはあります。育児休暇を取得する為の条件に、1年以上雇用されており、更に、子供が1歳に達する日を越えても引き続き雇用されていなければなりません。つまり、1歳になる前に、職場復帰する事を前提としています。ここに、大きな問題があります。子供から本当に手が離れるのは、いつという限定が出来ません。1歳を過ぎても成長し続ける子供の体は、様々なウィルスと闘う為病気をするでしょう。そうした状況から、育児と仕事の両立に無理が生じて、結局仕事を辞めなければならない状態になる女性も多くいるのが現状です。また、そうなられると困るという企業側の言い分によって、育児休暇を取得する前に仕事を退職させられるケースも多く存在します。

 

こうした現状から、日本の女性が育児休暇を取得する割合は、2割弱となっています。