育児休暇のとり方・利用方法

両親の協力

日本のこうした背景はあるものの、子供の成育の為には、やはり育児休暇を利用するのが良いでしょう。また、女性も働きながら仕事をする事が出来るよう、父親のサポートは不可欠です。共働き、専業主婦のどちらにしても、父親の子育てへの介入は子供にとっても良い事です。

 

両親が協力して、うまく子供の為の育児休暇をとる為には、タイミングが必要です。1番良いタイミングは、母親が一人で面倒を見るのが大変になる時期に、父親が育児休暇を取得するという場合です。しかし、申請時に日時を決定しなければならない為、目安としては、前半の半年を母親が取得し、後半の半年を父親が取得するというのがベストだとされています。前半はどうしても子供にとって母親が必要な時期です。後半は、ある程度体も成長してくる為、父親でも十分面倒が見られる様になります。また、半年ずつにする事で、再就職にパートとしてしか雇用されない女性の傾向を回避出来ると共に、両方ともの社会復帰がし易くなります。

 

また、育児休暇は一人の子供につき1回までしか取得出来ません。1日取得しても半年取得してもカウントは1回です。ですから、育児休暇を半年から1年取得し、必要な時には有給休暇でカバーすると良いでしょう。